思い通りに木登りができないためか前足を枝にかけたまま、ユウユウさんが木登り途中に突然こちらを見つめました。(12月上旬撮影。ピンの甘い写真で済みません)

こんな角度でユウユウさんと目線が合うことは少ないので、ちょっとビックリしてしまいました。
先週末は私はユウユウさんの様子を見に行く事ができなかったのですが、もし江戸川Zooに行かれた方がいらっしゃったらコメント欄で様子を教えてください。

こんな角度でユウユウさんと目線が合うことは少ないので、ちょっとビックリしてしまいました。
先週末は私はユウユウさんの様子を見に行く事ができなかったのですが、もし江戸川Zooに行かれた方がいらっしゃったらコメント欄で様子を教えてください。
さて先週、ユウユウさんの展示について飼育係さんへ直接質問をしてくださった方がいます。
その方の得た回答によると、飼育担当者はユウユウさんの怪我のことをきちんと見ているし、傷の周りの毛が抜けて痛々しいけれど傷は回復に向かっている、とのことです。
また、オスとメスの生殖意欲の違いや、一度展示を分け再び一緒に展示することの難しさなどにも言及されたそうです。
この方からメールを頂戴して、私の胸のモヤモヤは少しだけ晴れたように思います。
ユウユウさんの尻尾の数カ所の抜け毛に始まり、右腿の怪我、左腿の怪我と状況は悪化する一方なのに動物園は何もしない(ように感じられる)事への不信感が、一番大きなモヤモヤでした。
ユウユウさんの命さえ無事なら多少の小ぜりあいは仕方ない、と正直なところ私は思っています。
そういう意味では一番の気がかりだったユウユウさんの傷は快方に向かっているし、担当者も状態を把握していることが判明しました。
細かなところは、ユウユウさんの他の個体に対する恐怖心や、今後本格的な繁殖期を迎えるにあたり怪我を増やさないための対策など気になる部分もありますが、とにかく命さえ無事なら私はそれで良しとしたいと思います。

(樹上で休むブナ・左から目線を逸らさないユウユウ。ブナが視界に入っている間は、ユウユウさんには緊張が続きます)
誠実に対応してくださった動物園の方には感謝しています。
ただ、ユウユウさんが木から下りられなくなって一ヶ月も経過する前に、そして私の中のモヤモヤが大きく成長する前に、もっと気楽に「なんか動物たちの雲行きが怪しいけれど、大丈夫っすかー?」と飼育係さんに話しかけられるチャンスがあったら、もっと良かったと思います。
来園者は確かに飼育に関しては素人です。
素人に何が判るかという気持ちは、私も別の分野のプロなので解るつもりです。
今回は複数の来園者が、展示を見て危機感を感じました。
素人の来園者とプロの飼育員の「危機感」のギャップを埋められるのは、プロの知識とそれを伝えられるコミュニケーション・スキルだと思います。
動物園には今まで、飼育係と動物、来園者と動物というコミュニケーションはありました。
次はスタッフと来園者、ニンゲン同士のコミュニケーションの時代なのかも知れません。
そして動物園側は来園者の質問に対しきちんと回答することのできる飼育員のコミュニケーション・スキルも評価して欲しいと切望します。

(木のてっぺんで空を見上げるユウユウさん)
最後に、Web2.0の定義は各自で調べていただきたいのですが、私はその特長を“双方向性”と“集合知”だと考えています。
そのいずれもコミュニケーションなしには成り立たないものです。
そして(勉強したてのホヤホヤですが)マーケティングの分野では、“非営利組織のマーケティング”という考え方が出てきているそうです。
概要はこうです。
非営利組織は社会に貢献すべき組織である以上、高水準のサービス提供が必要であり、そこでは最低限のマーケティングの発想を取り込むことが必要不可欠である、という考え方です。
マーケティングを行なうには人の思考や行動を様々な角度から分析し打ち手を導き出さねばならないので、やはりニンゲン相手になってしまうのです。
Web2.0に始まり様々なサービスに2.0が付くようになった2007年、来る「動物園2.0」のキーワードは“コミュニケーション”であるという結論を出して、このエントリーを締めくくります。
ああ、また大風呂敷を広げてしまった……
※このエントリーも全てを書き終わって「記事を保存」のボタンを押したら、タイムアウトで全て消去されてしまいました。新しいFC2ブログの管理画面はMacintosh+Firefoxだと一時間程度でログイン状態が解除されタイムアウトになってしまうようです。
今、皆さんが読んでいるのは、私が記憶の糸をたぐりながら再入力した文章になります。そんな訳なんで、19日一日かけてこのエントリーには加筆修正を行なうと思いますので、悪しからずご了承下さい。
その方の得た回答によると、飼育担当者はユウユウさんの怪我のことをきちんと見ているし、傷の周りの毛が抜けて痛々しいけれど傷は回復に向かっている、とのことです。
また、オスとメスの生殖意欲の違いや、一度展示を分け再び一緒に展示することの難しさなどにも言及されたそうです。
この方からメールを頂戴して、私の胸のモヤモヤは少しだけ晴れたように思います。
ユウユウさんの尻尾の数カ所の抜け毛に始まり、右腿の怪我、左腿の怪我と状況は悪化する一方なのに動物園は何もしない(ように感じられる)事への不信感が、一番大きなモヤモヤでした。
ユウユウさんの命さえ無事なら多少の小ぜりあいは仕方ない、と正直なところ私は思っています。
そういう意味では一番の気がかりだったユウユウさんの傷は快方に向かっているし、担当者も状態を把握していることが判明しました。
細かなところは、ユウユウさんの他の個体に対する恐怖心や、今後本格的な繁殖期を迎えるにあたり怪我を増やさないための対策など気になる部分もありますが、とにかく命さえ無事なら私はそれで良しとしたいと思います。

(樹上で休むブナ・左から目線を逸らさないユウユウ。ブナが視界に入っている間は、ユウユウさんには緊張が続きます)
誠実に対応してくださった動物園の方には感謝しています。
ただ、ユウユウさんが木から下りられなくなって一ヶ月も経過する前に、そして私の中のモヤモヤが大きく成長する前に、もっと気楽に「なんか動物たちの雲行きが怪しいけれど、大丈夫っすかー?」と飼育係さんに話しかけられるチャンスがあったら、もっと良かったと思います。
来園者は確かに飼育に関しては素人です。
素人に何が判るかという気持ちは、私も別の分野のプロなので解るつもりです。
今回は複数の来園者が、展示を見て危機感を感じました。
素人の来園者とプロの飼育員の「危機感」のギャップを埋められるのは、プロの知識とそれを伝えられるコミュニケーション・スキルだと思います。
動物園には今まで、飼育係と動物、来園者と動物というコミュニケーションはありました。
次はスタッフと来園者、ニンゲン同士のコミュニケーションの時代なのかも知れません。
そして動物園側は来園者の質問に対しきちんと回答することのできる飼育員のコミュニケーション・スキルも評価して欲しいと切望します。

(木のてっぺんで空を見上げるユウユウさん)
最後に、Web2.0の定義は各自で調べていただきたいのですが、私はその特長を“双方向性”と“集合知”だと考えています。
そのいずれもコミュニケーションなしには成り立たないものです。
そして(勉強したてのホヤホヤですが)マーケティングの分野では、“非営利組織のマーケティング”という考え方が出てきているそうです。
概要はこうです。
非営利組織は社会に貢献すべき組織である以上、高水準のサービス提供が必要であり、そこでは最低限のマーケティングの発想を取り込むことが必要不可欠である、という考え方です。
マーケティングを行なうには人の思考や行動を様々な角度から分析し打ち手を導き出さねばならないので、やはりニンゲン相手になってしまうのです。
Web2.0に始まり様々なサービスに2.0が付くようになった2007年、来る「動物園2.0」のキーワードは“コミュニケーション”であるという結論を出して、このエントリーを締めくくります。
ああ、また大風呂敷を広げてしまった……
※このエントリーも全てを書き終わって「記事を保存」のボタンを押したら、タイムアウトで全て消去されてしまいました。新しいFC2ブログの管理画面はMacintosh+Firefoxだと一時間程度でログイン状態が解除されタイムアウトになってしまうようです。
今、皆さんが読んでいるのは、私が記憶の糸をたぐりながら再入力した文章になります。そんな訳なんで、19日一日かけてこのエントリーには加筆修正を行なうと思いますので、悪しからずご了承下さい。
この記事へのコメント
「動物園2.0」って、なかなか面白いですね。
yo-coさんの発想はいつもユニークで、とてお勉強になります。
動物園もサービス業ですから、コミュニケーション能力は最低限必要です。
それにいち早く気付いたのが旭山だったのかもしれません。
限られた予算・人員で、どこまで充実したサービスが出来るかは、難しい問題ですが、旭山の場合は、それで動員が伸びたわけですから、トライする価値はあると思います。
私は、自治体や公益法人にシステムを売る立場ですが、最近の役人は、住民サービスというのを念頭に置いていますから、そういう効果のある所には予算が付きやすいんです。
江戸川も徐々に変わっていってくれるでしょう。
yo-coさんの発想はいつもユニークで、とてお勉強になります。
動物園もサービス業ですから、コミュニケーション能力は最低限必要です。
それにいち早く気付いたのが旭山だったのかもしれません。
限られた予算・人員で、どこまで充実したサービスが出来るかは、難しい問題ですが、旭山の場合は、それで動員が伸びたわけですから、トライする価値はあると思います。
私は、自治体や公益法人にシステムを売る立場ですが、最近の役人は、住民サービスというのを念頭に置いていますから、そういう効果のある所には予算が付きやすいんです。
江戸川も徐々に変わっていってくれるでしょう。
2007/12/19(水) 14:44 | URL | hide #ap6xNNEE[ 編集]
18日に行って来ました。
そのときの様子をメールしたけど、届きましたか〜?
ユウユウさんがあんなふうにビクビク、枝にずっと丸まってると、見てて楽しくないです。
贔屓目ナシで見ててもそうだと思います…
そのときの様子をメールしたけど、届きましたか〜?
ユウユウさんがあんなふうにビクビク、枝にずっと丸まってると、見てて楽しくないです。
贔屓目ナシで見ててもそうだと思います…
ユウユウさん…。何だか、微笑みが感じられないですね。トップ写真との表情の違いに心が痛みます。世の中、不条理なことばかりとはいえ、飼育員さんは改善の努力を続けていると信じます。そして、その努力を来園者に伝えてくれればいいですね。現場はどこも大変で、なかなか手がまわらないものと心得つつ、願わずにはいられません。
2007/12/21(金) 00:06 | URL | かみや #nGdA3O4A[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2007/12/21(金) 20:32 | | #[ 編集]
確認しました。OKです♪
お久しぶりです。
私は昨日、行ってきました。
緊張感が伝わって本当に見ていて辛かったです。
喧嘩したときの鳴き声もホントに痛々しかったです。
見るに耐えませんでしたよ…。
2.0って良いですね。
動物と見学者はコミュニケーション取れないのでその代弁者・仲介者が飼育員なのかなと思っています。
ただ、江戸川については飼育員も状況を理解されているようなので推移を見守るしかないですよね…。
私は昨日、行ってきました。
緊張感が伝わって本当に見ていて辛かったです。
喧嘩したときの鳴き声もホントに痛々しかったです。
見るに耐えませんでしたよ…。
2.0って良いですね。
動物と見学者はコミュニケーション取れないのでその代弁者・仲介者が飼育員なのかなと思っています。
ただ、江戸川については飼育員も状況を理解されているようなので推移を見守るしかないですよね…。
2007/12/23(日) 13:11 | URL | itoken #JalddpaA[ 編集]
コメント返しが遅くなり失礼しました。
ささやかではあってもマーケティングを学んだ記念に、ちょっと頭を使って記事を書いてみました。
顧客サービスを提案するのにも分析手法は様々あって、それらを根拠に話を進めるとそれなりに説得力も出ることを経験しました。
今後の動物園は予算を取るのに住民サービスを前面に押し出して、理論と分析で責めて欲しいですね。
やっぱり飼育の現場で何かアイデアがあるのなら、来園者としても是非それを実現していただきたいです。
ささやかではあってもマーケティングを学んだ記念に、ちょっと頭を使って記事を書いてみました。
顧客サービスを提案するのにも分析手法は様々あって、それらを根拠に話を進めるとそれなりに説得力も出ることを経験しました。
今後の動物園は予算を取るのに住民サービスを前面に押し出して、理論と分析で責めて欲しいですね。
やっぱり飼育の現場で何かアイデアがあるのなら、来園者としても是非それを実現していただきたいです。
メールをありがとうございました。
最近のユウユウさんはサンちゃんに対しても怯えていて、そこに気付いた来園者にとっては後味の良くない展示になっていますね。
ただ大部分の来園者は「動物園の動物は可愛いもの」という固定観念で見てしまっているので、展示を見る側も思い込みを消して観察するように変化していって欲しいです。
最近のユウユウさんはサンちゃんに対しても怯えていて、そこに気付いた来園者にとっては後味の良くない展示になっていますね。
ただ大部分の来園者は「動物園の動物は可愛いもの」という固定観念で見てしまっているので、展示を見る側も思い込みを消して観察するように変化していって欲しいです。
動物園に対し我々でできることなら可能な限り協力させていただきたいのですが、実際はこのブログでも不平不満の方が多くなってしまい(実は)申し訳なく思っていたりします。
ユウユウさんを取り巻く環境は、時が過ぎるのを待つしかないという心境です。
繁殖期が始まりサンちゃんが別展示になること、そして繁殖期が終わりブナ君と別展示になること。
とにかく時が過ぎるまでユウユウさんには持ちこたえて欲しいです。
ユウユウさんを取り巻く環境は、時が過ぎるのを待つしかないという心境です。
繁殖期が始まりサンちゃんが別展示になること、そして繁殖期が終わりブナ君と別展示になること。
とにかく時が過ぎるまでユウユウさんには持ちこたえて欲しいです。
レッサーパンダの鳴き声はピィーッという悲鳴も恐いですが、弱々しいピーピーという声も聴いていて悲しくなります。
現状は我々に本当に多くのことを学ばせてくれていますが、それで動物が傷つくことは全く望んできません。
「動物園は動物が昼寝していて動かないから面白くない」などという意見もありますが、動物園の動物たちが平和に暮らしていることが如何に尊いものなのか、今になって実感しています。
今後動物園で昼寝している動物たちを見ても、きっと私はこれまでとは違う感じ方をすると思います。
現状は我々に本当に多くのことを学ばせてくれていますが、それで動物が傷つくことは全く望んできません。
「動物園は動物が昼寝していて動かないから面白くない」などという意見もありますが、動物園の動物たちが平和に暮らしていることが如何に尊いものなのか、今になって実感しています。
今後動物園で昼寝している動物たちを見ても、きっと私はこれまでとは違う感じ方をすると思います。
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