到津の森公園のご長寿レッサーパンダ、楠(くす・左)と同同(とんとん・右)です。
二つの屋内展示室のうち一部屋で、二頭のお爺ちゃんパンダの同居展示を行っています。

楠(くす)爺ちゃんは1991年生まれの22歳。
白内障で両目は白くなってしまいましたが、毛並はフカフカで体重も6kg台半ばぐらいあるそうで、若い頃は立派な体格の個体だったことが窺い知れます。
目は見えなくなっても鼻は効くので、食事のバットのある場所も判るし、時々歩き回って体を動かしています。

同同(とんとん)は1994年生まれの19歳。
楠に比べ毛色が濃く、見ての通りの凛々しい顔立ちのイケメン爺ちゃんパンダです。
毛並もいいですね!竹の葉を食べているところも見られたので、歯もまだまだ大丈夫のようです。体重は5Kg台半ばぐらいだったかな?

バットの中のペレットはすりおろしリンゴと混ぜて柔らかくしてあるそうです。
放飼場の壁に掲示されていた情報POP。お誕生会が開催されたのでしょうか。豪華なリンゴのメッセージ。同同はこの後まるリンゴをどうしたのか気になります。

ちなみに6月生まれ組はこちら。中央の22さいがインパクトありますね。

お爺ちゃん二頭の同居展示は、それぞれが気の向いた時に歩き回り、それぞれお気に入りの場所で昼寝しマイペースで過ごしていました。
そして時々まったりとレスリング。動きはゆっくりでも、けっこう激しく組み合っていました。仕掛けるのは同同ですが、楠もやられっ放しではなく、前足で同同のパンチをガードしたり時には反撃も。二頭にとってこのレスリングが良い運動になっているんだろうなぁ。

楠の顎のところに1cmぐらいのカサブタがあったのでレスリングでやり合って怪我をしたのかとキーパーさんに尋ねたら、パピローマという高齢要因のおできであるとのことでした。時々薬を塗ったりしているそうですが、楠自身はあまり気にしていないようなので、痛みはないのかな。
飼育技術が向上して高齢の個体が増えると、これまで見られなかったような症状も出てくるのですね。しかし高齢になった動物達をきちんとケアする姿勢を来園者に対して見せることも、これからの動物園の役目の一つになってくるかも知れません。
二つの屋内展示室のうち一部屋で、二頭のお爺ちゃんパンダの同居展示を行っています。

楠(くす)爺ちゃんは1991年生まれの22歳。
白内障で両目は白くなってしまいましたが、毛並はフカフカで体重も6kg台半ばぐらいあるそうで、若い頃は立派な体格の個体だったことが窺い知れます。
目は見えなくなっても鼻は効くので、食事のバットのある場所も判るし、時々歩き回って体を動かしています。

同同(とんとん)は1994年生まれの19歳。
楠に比べ毛色が濃く、見ての通りの凛々しい顔立ちのイケメン爺ちゃんパンダです。
毛並もいいですね!竹の葉を食べているところも見られたので、歯もまだまだ大丈夫のようです。体重は5Kg台半ばぐらいだったかな?

バットの中のペレットはすりおろしリンゴと混ぜて柔らかくしてあるそうです。
放飼場の壁に掲示されていた情報POP。お誕生会が開催されたのでしょうか。豪華なリンゴのメッセージ。同同はこの後まるリンゴをどうしたのか気になります。

ちなみに6月生まれ組はこちら。中央の22さいがインパクトありますね。

お爺ちゃん二頭の同居展示は、それぞれが気の向いた時に歩き回り、それぞれお気に入りの場所で昼寝しマイペースで過ごしていました。
そして時々まったりとレスリング。動きはゆっくりでも、けっこう激しく組み合っていました。仕掛けるのは同同ですが、楠もやられっ放しではなく、前足で同同のパンチをガードしたり時には反撃も。二頭にとってこのレスリングが良い運動になっているんだろうなぁ。

楠の顎のところに1cmぐらいのカサブタがあったのでレスリングでやり合って怪我をしたのかとキーパーさんに尋ねたら、パピローマという高齢要因のおできであるとのことでした。時々薬を塗ったりしているそうですが、楠自身はあまり気にしていないようなので、痛みはないのかな。
飼育技術が向上して高齢の個体が増えると、これまで見られなかったような症状も出てくるのですね。しかし高齢になった動物達をきちんとケアする姿勢を来園者に対して見せることも、これからの動物園の役目の一つになってくるかも知れません。
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福岡県北九州市の到津の森公園の動物園にやって来ました。
今日は開園前に到着したのでエントランスを撮影するような余裕もありました。

路線バスを降りて徒歩1分、入場ゲートで開園を待っていたのは私だけだったのに、速足でレッサーパンダ放飼場に向かったら私より先に到着している来園者が複数。どうやら反対側にあった北口ゲートというのがレッサーパンダ放飼場へ行くには近かったようですね。
レッサーパンダ達は四頭全員屋内展示室にいました。
最初に私の目に飛び込んだのは、リンリンと野風の若いペアがチューしているところでした。

え?上の写真はチューしていないって?気にしない気にしない。カメラを構える前にはチューしていたんです。
多摩のブーブーの孫とか鼻セレブ赤パンダ(娘々)の息子とか、色々と肩書はあるけれど、リンリン君。

そして可憐な野風ちゃん。

PCのバッテリ残量が足りず、撮影した写真が最初の100枚程度しか取り込めていません。その中でましな写真をアップしています。そして明日の法事に向けてもう寝るので、今夜はここまで。
最後にとびきりのリンリン君。
年を追うごとに父親のノノに似てくるけれど、可愛らしい表情の時は母親の娘々の面影も見えますね。あさひやまコラボ商品の鼻セレブティッシュの箱の写真と似ている。

今日は開園前に到着したのでエントランスを撮影するような余裕もありました。

路線バスを降りて徒歩1分、入場ゲートで開園を待っていたのは私だけだったのに、速足でレッサーパンダ放飼場に向かったら私より先に到着している来園者が複数。どうやら反対側にあった北口ゲートというのがレッサーパンダ放飼場へ行くには近かったようですね。
レッサーパンダ達は四頭全員屋内展示室にいました。
最初に私の目に飛び込んだのは、リンリンと野風の若いペアがチューしているところでした。

え?上の写真はチューしていないって?気にしない気にしない。カメラを構える前にはチューしていたんです。
多摩のブーブーの孫とか鼻セレブ赤パンダ(娘々)の息子とか、色々と肩書はあるけれど、リンリン君。

そして可憐な野風ちゃん。

PCのバッテリ残量が足りず、撮影した写真が最初の100枚程度しか取り込めていません。その中でましな写真をアップしています。そして明日の法事に向けてもう寝るので、今夜はここまで。
最後にとびきりのリンリン君。
年を追うごとに父親のノノに似てくるけれど、可愛らしい表情の時は母親の娘々の面影も見えますね。あさひやまコラボ商品の鼻セレブティッシュの箱の写真と似ている。

最高気温37度の京都です。
京都駅でまごついてしまい、動物園のエントランスを入ったのが開園5分後。更に改修工事中の園内でまごついて、レッサーパンダの放飼場にたどり着いた時には開園から15分も経過してしまいました。
レッサーパンダ達の寝部屋とはキャットウォーク(チューブ)で繋がった放飼場。放飼場の中央(下の写真では左寄り)には古都(コト)ちゃんがよく上っているという大木があります。
写真の右端のキャットウォークを渡っているのは、中国からやって来たジャスミン(茉莉花)です。

開園15分後のレッサーパンダ放飼場周辺ではキーパーさんが暑さ対策の水撒きをやっていました。それを見つめるジャスミン。本日午前中の営業当番です。

そして屋内展示室には茶々じっちゃん。水撒きが終わったキーパーさんから朝食のバナナとリンゴを貰っていました。

京都駅でまごついてしまい、動物園のエントランスを入ったのが開園5分後。更に改修工事中の園内でまごついて、レッサーパンダの放飼場にたどり着いた時には開園から15分も経過してしまいました。
レッサーパンダ達の寝部屋とはキャットウォーク(チューブ)で繋がった放飼場。放飼場の中央(下の写真では左寄り)には古都(コト)ちゃんがよく上っているという大木があります。
写真の右端のキャットウォークを渡っているのは、中国からやって来たジャスミン(茉莉花)です。

開園15分後のレッサーパンダ放飼場周辺ではキーパーさんが暑さ対策の水撒きをやっていました。それを見つめるジャスミン。本日午前中の営業当番です。

そして屋内展示室には茶々じっちゃん。水撒きが終わったキーパーさんから朝食のバナナとリンゴを貰っていました。

野毛山動物園のレッサーパンダ、海くん。

つい数日前に江戸川Zooのブナ君を挙げて「真夏にこんな笑顔を見せてくれるレッサーパンダなんて他にいない」的なことを書いたような気がするのですが、早くも前言撤回せねばなりません。
今日の写真も7月28日の撮影ですが、ブナ君に勝るとも劣らぬ輝く笑顔です。

海くんは怪我のためしばらく展示を中止されていたそうですが、この日はどこを怪我していたのか判らないくらい毛並は復活していました。キンタ嬢との仲は付かず離れずでしたが、キンタ嬢が木登りして下りてくるとすかさずキンタ嬢の行動をトレースするあたり、ブナ君を連想せずにはいられませんでした。
ブナ君と海くんの関係は叔父と甥。海くんのお母さんのメロンさんが、ブナ君のお姉さんです。表情や行動が似ているのも納得の血縁関係ですが、二頭には大きな違いが一つあります。それは息子と一緒に展示できるかどうか。
レッサーパンダにはまだ解らない部分がたくさんあります。

つい数日前に江戸川Zooのブナ君を挙げて「真夏にこんな笑顔を見せてくれるレッサーパンダなんて他にいない」的なことを書いたような気がするのですが、早くも前言撤回せねばなりません。
今日の写真も7月28日の撮影ですが、ブナ君に勝るとも劣らぬ輝く笑顔です。

海くんは怪我のためしばらく展示を中止されていたそうですが、この日はどこを怪我していたのか判らないくらい毛並は復活していました。キンタ嬢との仲は付かず離れずでしたが、キンタ嬢が木登りして下りてくるとすかさずキンタ嬢の行動をトレースするあたり、ブナ君を連想せずにはいられませんでした。
ブナ君と海くんの関係は叔父と甥。海くんのお母さんのメロンさんが、ブナ君のお姉さんです。表情や行動が似ているのも納得の血縁関係ですが、二頭には大きな違いが一つあります。それは息子と一緒に展示できるかどうか。
レッサーパンダにはまだ解らない部分がたくさんあります。
ホーント、綺麗な顔立ちよねぇ。

野毛山動物園の看板娘、レッサーパンダのキンタ嬢です。
千葉の風太以外で最も多くポスターなどの広告媒体に登場しているレッサーパンダではないでしょうか。
ちなみに上の写真は、お腹を上にして毛づくろいしている時のものです。

今日の写真は7月28日に撮影した分です。
正面からはフワモコの毛並ですが、尻尾と後ろ足はやはりまだ毛が薄いままです。何がそうさせるのか、研究を重ね今後の飼育に活かせることを願っています。
だって来園者の方々には、キンタ嬢の美しさや愛くるしさを印象に残していって欲しいもの。

野毛山動物園の看板娘、レッサーパンダのキンタ嬢です。
千葉の風太以外で最も多くポスターなどの広告媒体に登場しているレッサーパンダではないでしょうか。
ちなみに上の写真は、お腹を上にして毛づくろいしている時のものです。

今日の写真は7月28日に撮影した分です。
正面からはフワモコの毛並ですが、尻尾と後ろ足はやはりまだ毛が薄いままです。何がそうさせるのか、研究を重ね今後の飼育に活かせることを願っています。
だって来園者の方々には、キンタ嬢の美しさや愛くるしさを印象に残していって欲しいもの。
今日は3時過ぎから一時間ばかり江戸川区自然動物園に行ってきました。
日中の最も暑い時間帯が過ぎて夕方の涼しい風が吹き始めた動物園は、木陰が多いこともあって殆ど汗をかかずに済むくらい快適でした。
レッサーパンダのブナ君は元気元気!毛並も綺麗。
真夏にこんな表情を見せてくれるレッサーパンダを、私は他に知りません。

ついでにユウユウさんも。
シュートから外に出てくることがなかったので、隠し撮りの写真雑誌風。

日中の最も暑い時間帯が過ぎて夕方の涼しい風が吹き始めた動物園は、木陰が多いこともあって殆ど汗をかかずに済むくらい快適でした。
レッサーパンダのブナ君は元気元気!毛並も綺麗。
真夏にこんな表情を見せてくれるレッサーパンダを、私は他に知りません。

ついでにユウユウさんも。
シュートから外に出てくることがなかったので、隠し撮りの写真雑誌風。

先月上旬の江戸川区自然動物園のレッサーパンダ、ブナ君(右)とユウユウさん(左)
ユウユウさんが放飼場でつまみ食いに集中し始めると、ブナ君がゆっくりと近づいて来て鼻先でタッチします。

ブナ君のちょっかいに気が付いたユウユウさんが一睨みすると、ブナ君もちょっとは踏み止まろうとするんだけれど、結局すごすごと立ち去るのです。いったいブナ君は何がしたいんだろう?

今年も繁殖期にブナ君から両足に怪我を負わされたユウユウさんですが、今回は以前の時のように怯えが長引くこともなく、ブナ君との接近遭遇も昔のように貫禄と余裕の一瞥で相手を退けています。ユウユウさんの悠然とした姿を見られると安心します。
ユウユウさんが放飼場でつまみ食いに集中し始めると、ブナ君がゆっくりと近づいて来て鼻先でタッチします。

ブナ君のちょっかいに気が付いたユウユウさんが一睨みすると、ブナ君もちょっとは踏み止まろうとするんだけれど、結局すごすごと立ち去るのです。いったいブナ君は何がしたいんだろう?

今年も繁殖期にブナ君から両足に怪我を負わされたユウユウさんですが、今回は以前の時のように怯えが長引くこともなく、ブナ君との接近遭遇も昔のように貫禄と余裕の一瞥で相手を退けています。ユウユウさんの悠然とした姿を見られると安心します。
江戸川区自然動物園の美しきレッサーパンダ、ユウユウさん。
こちらも6月に11歳になりました。

換毛期が終わり、ユウユウさんのボディは毛玉一つない艶々な毛並になっています。尻尾の復元度は今一つですが、細いなりに手入れが行き届いています。
動物にとって自分の毛皮は気温や外部の刺激から身を守る唯一のプロテクターですが、同じレッサーパンダの中でもその手入れの度合いに個体差があるのは何とも興味深いことです。そして換毛期にすらそれと感じさせないユウユウさんのお手入れの腕は、レッサーパンダの中でもトップクラスに挙げられることでしょう。
こちらも6月に11歳になりました。

換毛期が終わり、ユウユウさんのボディは毛玉一つない艶々な毛並になっています。尻尾の復元度は今一つですが、細いなりに手入れが行き届いています。
動物にとって自分の毛皮は気温や外部の刺激から身を守る唯一のプロテクターですが、同じレッサーパンダの中でもその手入れの度合いに個体差があるのは何とも興味深いことです。そして換毛期にすらそれと感じさせないユウユウさんのお手入れの腕は、レッサーパンダの中でもトップクラスに挙げられることでしょう。