ユウユウさんがアスレチックを渡っていくのを、下から見送るブナ君。

それから目の前の丸太を上っていって…

それから目の前の丸太を上っていって…
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江戸川区自然動物園のレッサーパンダ放飼場にあるアスレチックは、左右の大きな木の間をユウユウさんが移動するときに端から端まで渡るところを見ることができます。

ブナ君はスッタカタ~と早足で走り抜けてしまいますが、このアスレチックは傾斜も急で凸凹もあるので、この上を歩くのはそれなりに難易度が高いのです。実はブナ君も時々、足を踏み外しています。
アスレチックの傾斜を見据える、慎重なユウユウさん。


ブナ君はスッタカタ~と早足で走り抜けてしまいますが、このアスレチックは傾斜も急で凸凹もあるので、この上を歩くのはそれなりに難易度が高いのです。実はブナ君も時々、足を踏み外しています。
アスレチックの傾斜を見据える、慎重なユウユウさん。

江戸川区自然動物園の今月のレッサーパンダのおはなしで、昼間のユウユウさんは昼寝したり狸寝入りしたりしていますが、室内に収容してからはとっても元気に走り回っているとのことでした。
色んな動物園のガイドで、レッサーパンダは夜行性と言われたり薄明薄暮性(※)と言われたりしていますが、ユウユウさんは少なくとも昼行性ではなさそう。
※薄明薄暮性(はくめいはくぼせい):薄明(明け方と薄暮)の間に、主として活発になる生き物を説明するのに使用される言葉。(Wikipediaより)
その昼間のユウユウさんの大切なお仕事、それは毛づくろい。

他所のレッサーパンダ達も身体を掻いたり舐めたりしてグルーミングしていますが、ユウユウさんの毛づくろいの丁寧さは際立っています。

茶色のトップコートの下に生えている灰色のアンダーコートを口ですくようにして毛並みを整えています。
色んな動物園のガイドで、レッサーパンダは夜行性と言われたり薄明薄暮性(※)と言われたりしていますが、ユウユウさんは少なくとも昼行性ではなさそう。
※薄明薄暮性(はくめいはくぼせい):薄明(明け方と薄暮)の間に、主として活発になる生き物を説明するのに使用される言葉。(Wikipediaより)
その昼間のユウユウさんの大切なお仕事、それは毛づくろい。

他所のレッサーパンダ達も身体を掻いたり舐めたりしてグルーミングしていますが、ユウユウさんの毛づくろいの丁寧さは際立っています。

茶色のトップコートの下に生えている灰色のアンダーコートを口ですくようにして毛並みを整えています。
キーパーさんを見たり来園者を眺めたりと気になるものが多い、江戸川区自然動物園のレッサーパンダ、ブナ君。

でも、一つだけ決して忘れていないのは……

樹上の美しきユウユウさんを見上げることです。

でも、一つだけ決して忘れていないのは……

樹上の美しきユウユウさんを見上げることです。
「キーパーさんが変なところに立ってるぞ」

と見上げるブナ君。
江戸川区自然動物園のレッサーパンダのおはなしの時、来園者は上る事ができないバードケージ前の高い所にキーパーさんが立って話すので、これはブナ君にとっては珍しい出来事のようです。

と見上げるブナ君。
江戸川区自然動物園のレッサーパンダのおはなしの時、来園者は上る事ができないバードケージ前の高い所にキーパーさんが立って話すので、これはブナ君にとっては珍しい出来事のようです。
このブログには一時期、殆どエントリーが上がっていない時期があります。
その間は動物園に出かけていないのかというと、そのような事は無く、殆ど今と同じペースで動物園に行き写真や動画を撮っていました。
このエントリー空白期間に撮影した動画を見ていたら結構興味深いものもあったので、本日はその中の一つをアップしました。
2008年10月、多摩動物公園のレッサーパンダ中央ガラス展示室で撮影した花花(ファンファン)ママ&赤ちゃんマリモです。
それにしても凄い引きずりっぷりです。
花花ママはマリモちゃんをどこに運ぼうとしていたのかは分かりませんが、自分の赤ちゃんを人目から遠ざけたかったのではないかと思います。
でも地面に下ろされた赤ちゃんマリモがケロッとしているのも見ものですが。
母レッサーパンダが赤ちゃんを口にくわえて運ぶ行動について、レッサーパンダの観察記録『ZOOZOO』の子猫さんがとても印象に残る記事を以前に書かれました。
その記事はこちら→『お母さんの記憶』(2006年10月のエントリー)
その間は動物園に出かけていないのかというと、そのような事は無く、殆ど今と同じペースで動物園に行き写真や動画を撮っていました。
このエントリー空白期間に撮影した動画を見ていたら結構興味深いものもあったので、本日はその中の一つをアップしました。
2008年10月、多摩動物公園のレッサーパンダ中央ガラス展示室で撮影した花花(ファンファン)ママ&赤ちゃんマリモです。
それにしても凄い引きずりっぷりです。
花花ママはマリモちゃんをどこに運ぼうとしていたのかは分かりませんが、自分の赤ちゃんを人目から遠ざけたかったのではないかと思います。
でも地面に下ろされた赤ちゃんマリモがケロッとしているのも見ものですが。
母レッサーパンダが赤ちゃんを口にくわえて運ぶ行動について、レッサーパンダの観察記録『ZOOZOO』の子猫さんがとても印象に残る記事を以前に書かれました。
その記事はこちら→『お母さんの記憶』(2006年10月のエントリー)
両親共に市川市生まれで生粋の市川っ子のイチ丸くんは、市川市動植物園のレッサーパンダのホープです。

生後8ヶ月にして、この通りハッキリした顔立ちのイチ丸くん。
両親も祖父母も揃いも揃って美形なので、誰に似ても外れがないという羨ましい家系ですね。
今のところはミンファ母さんによく似ているようですが、これから成長に伴って別の誰かに似てくることもあるかしら。

生後8ヶ月にして、この通りハッキリした顔立ちのイチ丸くん。
両親も祖父母も揃いも揃って美形なので、誰に似ても外れがないという羨ましい家系ですね。
今のところはミンファ母さんによく似ているようですが、これから成長に伴って別の誰かに似てくることもあるかしら。
日曜日の市川市動植物園。
昼過ぎから暖かくなり来園者も増え、駐車場には車がギッシリ並んでいました。
「動物病院探検」に参加したくて市川に行ったのに、集合時刻10分前には定員満了のお知らせのアナウンスが。
しまった!レンルルのところで立ち止まっている場合じゃなかったんだわ。
そのレンルル。

来園者の方が「この二頭は夫婦かな。右がキリッとしているから雄かな」と言っていました。
なんだか全てが違っていて面白かった。(写真は左がレン、右がルル)
昼過ぎから暖かくなり来園者も増え、駐車場には車がギッシリ並んでいました。
「動物病院探検」に参加したくて市川に行ったのに、集合時刻10分前には定員満了のお知らせのアナウンスが。
しまった!レンルルのところで立ち止まっている場合じゃなかったんだわ。
そのレンルル。

来園者の方が「この二頭は夫婦かな。右がキリッとしているから雄かな」と言っていました。
なんだか全てが違っていて面白かった。(写真は左がレン、右がルル)
野毛山動物園のレッサーパンダ、海君(写真上)ときんた嬢(写真下)は、レッサーパンダとしてはちょっとイレギュラーな共通点があります。

それは……

どちらも尻尾が短いということです。
レッサーパンダの尻尾が短くなってしまう理由としては、赤ちゃんの頃に少々齧られた以外の理由を私は知りません。生まれつき短い個体もいるのかな?
成都の動物園では野生で怪我して保護された個体も飼育されているので、外敵に襲われて尻尾を負傷したというケースもありそうです。
尻尾の長い個体と短い個体が同時に展示されていると、見分けるポイントとしては尻尾の長さは大変有効です。
だからきんた嬢の元へ婿入りするのが東武Zooの海パパだと知ったときに私が最初に思ったのは、「どちらも尻尾が短いから、尻尾の長さで区別ができないじゃん」でした。
蓋を開けてみればボディの茶色が全然違う色なので、初めて二頭を見る人でも見分けることができそうですね。
さて、実際に野毛山動物園に行ってみて、思ったこと。これ↓は二頭の紹介カード。

↑
海君のほうが尻尾が短いといっても、せいぜい尻尾のシマシマ輪っか一個分くらいじゃないのー!

それは……

どちらも尻尾が短いということです。
レッサーパンダの尻尾が短くなってしまう理由としては、赤ちゃんの頃に少々齧られた以外の理由を私は知りません。生まれつき短い個体もいるのかな?
成都の動物園では野生で怪我して保護された個体も飼育されているので、外敵に襲われて尻尾を負傷したというケースもありそうです。
尻尾の長い個体と短い個体が同時に展示されていると、見分けるポイントとしては尻尾の長さは大変有効です。
だからきんた嬢の元へ婿入りするのが東武Zooの海パパだと知ったときに私が最初に思ったのは、「どちらも尻尾が短いから、尻尾の長さで区別ができないじゃん」でした。
蓋を開けてみればボディの茶色が全然違う色なので、初めて二頭を見る人でも見分けることができそうですね。
さて、実際に野毛山動物園に行ってみて、思ったこと。これ↓は二頭の紹介カード。

↑
海君のほうが尻尾が短いといっても、せいぜい尻尾のシマシマ輪っか一個分くらいじゃないのー!
野毛山動物園で撮影したレッサーパンダ(海くん)とアカエリマキキツネザル。


なんかもう、色んなものを飛び越えて似ていると思う。
同じ赤茶-黒-白の配色だし、どちらもお腹が黒い。


なんかもう、色んなものを飛び越えて似ていると思う。
同じ赤茶-黒-白の配色だし、どちらもお腹が黒い。
あー、きんた嬢は本当に美形レッサーパンダですねぇ。

今季最もホットなレッサーパンダのカップルといえば、野毛山動物園のきんた嬢と海(うみ)君でしょう。
海君の電撃婿入りからまだ一ヶ月も経過していませんが、先週の土日には最初の交尾も確認され、否が応でも繁殖への期待が高まります。
本日はきんた嬢の恋鳴きもなく落ち着いており、海君もそれを読み取ったのか、同時展示は二頭とも淡々と過ごしていました。
とはいえ……

今季最もホットなレッサーパンダのカップルといえば、野毛山動物園のきんた嬢と海(うみ)君でしょう。
海君の電撃婿入りからまだ一ヶ月も経過していませんが、先週の土日には最初の交尾も確認され、否が応でも繁殖への期待が高まります。
本日はきんた嬢の恋鳴きもなく落ち着いており、海君もそれを読み取ったのか、同時展示は二頭とも淡々と過ごしていました。
とはいえ……
レッサーパンダの爪が鋭いことについて記事をまとめようとしましたが、目論見は失敗し、単に羨ましい写真だけが集まりました。
キーパーさんにぶら下がるルンルン君@多摩動物公園

よじ登りパンダ、クウタ@千葉市動物公園

リンゴへの執念はチイタ兄ィの方が強そうで、キーパーさんにぶら下がったりするのもチイ兄の方が回数が多いように思われます。
キーパーさんにぶら下がるルンルン君@多摩動物公園

よじ登りパンダ、クウタ@千葉市動物公園

リンゴへの執念はチイタ兄ィの方が強そうで、キーパーさんにぶら下がったりするのもチイ兄の方が回数が多いように思われます。
多摩動物公園のレッサーパンダガイドは、大放飼場の住人(住パンダ)が2頭になったので、ちょっとだけ落ち着いた感じになりました。
お住まいが遠くてガイドを見に来られない人のために、ちょっとだけガイドを再現。
キーパーさんに背中を触られているのがルンルン君、右側はかぐや嬢。

「こうやってリンゴを食べさせている時に触ってみて、怪我をしていないか、太っていないか、痩せていないか等を確認します」
お住まいが遠くてガイドを見に来られない人のために、ちょっとだけガイドを再現。
キーパーさんに背中を触られているのがルンルン君、右側はかぐや嬢。

「こうやってリンゴを食べさせている時に触ってみて、怪我をしていないか、太っていないか、痩せていないか等を確認します」
江戸川区自然動物園レッサーパンダ放飼場。
昼過ぎから左側の木で狸寝入りを決め込んでいたユウユウさんですが、ブナ君に追いかけられて右側の木に移動してからは、いつもの場所で毛並みのお手入れに励んでいらっしゃいました。

少しずつ場所を変えながら、丁寧にグルーミングしていきます。
時々後ろ足を高く上げたりして転げ落ちそうな姿勢になることもありますが、落ちるどころかグラリとする気配すら我々には見せたことはありません。
こんなところも、樹上生活者レッサーパンダの凄いところです。
そんなユウユウさんに熱く視線を送るブナ君。飽きずによく見るねぇ。

昼過ぎから左側の木で狸寝入りを決め込んでいたユウユウさんですが、ブナ君に追いかけられて右側の木に移動してからは、いつもの場所で毛並みのお手入れに励んでいらっしゃいました。

少しずつ場所を変えながら、丁寧にグルーミングしていきます。
時々後ろ足を高く上げたりして転げ落ちそうな姿勢になることもありますが、落ちるどころかグラリとする気配すら我々には見せたことはありません。
こんなところも、樹上生活者レッサーパンダの凄いところです。
そんなユウユウさんに熱く視線を送るブナ君。飽きずによく見るねぇ。
