若いジャイアントパンダ6頭が、四川省成都市都江堰市玉堂鎮のパンダ谷(成都ジャイアントパンダ繁殖育成研究基地・都江堰繁殖野生帰化研究センター)で、野生化研究対象グループの第一弾として密生した山林に放されたニュースを紹介します。
四川パンダ野生化計画 第一弾6頭を放し飼いへ (新しいウィンドウが開きます)
人民網日本語版 1月12日(木)配信
以下は、本文からレッサーパンダに関する表記を転載しました。
都江堰市と成都パンダ繁殖育成研究基地は2006年、野生化の実現率を高める目的で、3億元(約36億円)を共同で出資し、都江堰玉堂鎮馬家溝に面積134ヘクタールの用地を確保、パンダの生息条件に叶った「パンダ谷」の建設をスタートさせた。
第一期工事が2011年12月に竣工、パンダ野生化移行訓練研究に向けた放し飼いの条件が基本的に整った。「野放(放し飼い)研究センター」の全面竣工後、ジャイアントパンダ30-40頭、レッサーパンダ50-100頭が放され、他の野生動物と共に野生環境で生活することになる。
下の地図は成都市都江堰玉堂鎮馬家溝の場所を「A」として表示しています。
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四川パンダ野生化計画 第一弾6頭を放し飼いへ (新しいウィンドウが開きます)
人民網日本語版 1月12日(木)配信
以下は、本文からレッサーパンダに関する表記を転載しました。
都江堰市と成都パンダ繁殖育成研究基地は2006年、野生化の実現率を高める目的で、3億元(約36億円)を共同で出資し、都江堰玉堂鎮馬家溝に面積134ヘクタールの用地を確保、パンダの生息条件に叶った「パンダ谷」の建設をスタートさせた。
第一期工事が2011年12月に竣工、パンダ野生化移行訓練研究に向けた放し飼いの条件が基本的に整った。「野放(放し飼い)研究センター」の全面竣工後、ジャイアントパンダ30-40頭、レッサーパンダ50-100頭が放され、他の野生動物と共に野生環境で生活することになる。
下の地図は成都市都江堰玉堂鎮馬家溝の場所を「A」として表示しています。
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上野動物園のジャイアントパンダの名前が決まりましたね。
私も応募していましたが、今回も見事に外しました。もっとも、ひとり東園に残っているご長寿レッサーパンダのチャチャの様子を確認するためにパンダ舎に行ったついでに応募してみただけなので、名前が採用されなくても全然悔しくはないですが。
ただ何となく私がこの二頭を気にしているのは、私が4年半前、震災前の臥龍の中国大熊猫保護研究センターに行ったときに、2005年夏生まれのこの二頭はそこのパンダ幼稚園に居た筈なのです。
この中にいるかも知れないし、

こちらにいるかも知れない。

↑この水色は私の肩。
はたまた、ここにいるのか

この個体だったりして。

手触りはヌイグルミのようなフワフワじゃなかったよ。

以上、2006年7月に臥龍のパンダ幼稚園で撮影した写真でした。
リーリーとシンシンとは私は初対面ではなくて再会になるので、ちょっとだけ感慨深いのです。
もし命名者になれたなら、マスコミがこぞって採用したくなるようなコメントも準備していたのになぁ。(ウソです)
私も応募していましたが、今回も見事に外しました。もっとも、ひとり東園に残っているご長寿レッサーパンダのチャチャの様子を確認するためにパンダ舎に行ったついでに応募してみただけなので、名前が採用されなくても全然悔しくはないですが。
ただ何となく私がこの二頭を気にしているのは、私が4年半前、震災前の臥龍の中国大熊猫保護研究センターに行ったときに、2005年夏生まれのこの二頭はそこのパンダ幼稚園に居た筈なのです。
この中にいるかも知れないし、

こちらにいるかも知れない。

↑この水色は私の肩。
はたまた、ここにいるのか

この個体だったりして。

手触りはヌイグルミのようなフワフワじゃなかったよ。

以上、2006年7月に臥龍のパンダ幼稚園で撮影した写真でした。
リーリーとシンシンとは私は初対面ではなくて再会になるので、ちょっとだけ感慨深いのです。
もし命名者になれたなら、マスコミがこぞって採用したくなるようなコメントも準備していたのになぁ。(ウソです)
中国3大ポータルサイトの一つである“捜狐”のニュースから。
例によって翻訳に苦しむ部分が(特に後半に)ありました。そこを踏まえてお読みください。
キヤノン商務映像計画部とWWF、合同で中国の絶滅危惧動物を調査
(リンクをクリックで当該ニュースページが新しいウィンドウで開きます)
捜狐デジタルチャンネル 2009年08月05日
(↓捜狐ページのキャプチャ)

最新調査:中国のレッサーパンダの生存の現状と将来性が心配される
レッサーパンダは中国の国家第二級の重点野生保護動物であり、世界自然保護連盟(IUCN)など多くの自然保護機関により危険に瀕している野生種とされている。地球上で、野生のレッサーパンダは主にブータン、中国、インド、ラオス、ネパール、ミャンマーのヒマラヤ山脈地区に分布している。生息地の断片化と絶え間ない喪失、および密猟と不法取引のため、レッサーパンダの種群の数量は下降の傾向を呈しており、その総数は2500頭に届かないと推測される。生存の将来性が心配される。レッサーパンダに対して有効な保護を行うことが必要であり、前提としてより一層レッサーパンダの生存の現状を理解することを要する。現在、世界自然基金会(WWF・原文どおり)とキヤノンは協力して特定項目の調査を展開している。
この特定項目の調査は2008年1月にスタートして、長期にわたり中国の生態と自然保護に関心を持っていたキヤノン商務映像計画部(BIS)とWWFにより合同協議が成立し、キヤノンがWWFに賛助の下 “中国野生動植物保護小額基金”のプロジェクトが設立された。このプロジェクトは中国のレッサーパンダの現在の分布区と歴史の分布区と潜在する分布区に対して調査を行い、併せてその種群数量および生息地の状況に対して評価を行う。1年半の訪問調査を経て、2009年7月に第一段階の調査結果を公表した。
例によって翻訳に苦しむ部分が(特に後半に)ありました。そこを踏まえてお読みください。
キヤノン商務映像計画部とWWF、合同で中国の絶滅危惧動物を調査
(リンクをクリックで当該ニュースページが新しいウィンドウで開きます)
捜狐デジタルチャンネル 2009年08月05日
(↓捜狐ページのキャプチャ)

最新調査:中国のレッサーパンダの生存の現状と将来性が心配される
レッサーパンダは中国の国家第二級の重点野生保護動物であり、世界自然保護連盟(IUCN)など多くの自然保護機関により危険に瀕している野生種とされている。地球上で、野生のレッサーパンダは主にブータン、中国、インド、ラオス、ネパール、ミャンマーのヒマラヤ山脈地区に分布している。生息地の断片化と絶え間ない喪失、および密猟と不法取引のため、レッサーパンダの種群の数量は下降の傾向を呈しており、その総数は2500頭に届かないと推測される。生存の将来性が心配される。レッサーパンダに対して有効な保護を行うことが必要であり、前提としてより一層レッサーパンダの生存の現状を理解することを要する。現在、世界自然基金会(WWF・原文どおり)とキヤノンは協力して特定項目の調査を展開している。
この特定項目の調査は2008年1月にスタートして、長期にわたり中国の生態と自然保護に関心を持っていたキヤノン商務映像計画部(BIS)とWWFにより合同協議が成立し、キヤノンがWWFに賛助の下 “中国野生動植物保護小額基金”のプロジェクトが設立された。このプロジェクトは中国のレッサーパンダの現在の分布区と歴史の分布区と潜在する分布区に対して調査を行い、併せてその種群数量および生息地の状況に対して評価を行う。1年半の訪問調査を経て、2009年7月に第一段階の調査結果を公表した。
“Firefox”とは、レッサーパンダの数ある別名の一つです。
そしてWebブラウザのFirefoxといえば、MicrosoftのInternet Explorer(IE)に次ぐシェアを誇る人気ブラウザです。
Microsoft(IE)から見ればFirefoxは厄介な存在の筈。
そのFirefoxにMicrosoftが名前を付けるとは、どういうことでしょう。
以下は中国のネットニュースから拾った記事です。(以下のリンク先の内容は全く同じです。)
微軟がFirefoxに名前を付ける 和訊.com IT 2009年07月29日
微軟がFirefoxに名前を付ける cnBeta.com 2009-07-29
以下はその概要。
しかし、実は記事の中国語が難しくて、全然意味が分からない箇所も多々ありました。
幾つかの翻訳できない文章は削りましたが、「こんな意味かも……」と予想で書いた部分もあります。
ご了承の上、お楽しみ下さい。
『微軟(Microsoft)が“Firefox”に名前を付ける』
ブラウザのFirefoxを中国語で“火狐”と呼ぶことは常識ですが、事実はそれほど簡単ではありません。事実、 Firefoxは“RedPanda”の別名で、中国語では小熊猫(レッサーパンダ)と言います。これは中国南部からヒマラヤ山麓に分布する哺乳類の一種で、とても可愛い動物です。詳しくは中国語のウィキペディアを参考にしてください。
FirefoxがキツネではないことはMozilla側でも認識しています。Firefox(ブラウザ)のロゴマークは、見たところ1匹のかわいい小さなキツネですが、厳格に言うならばそれはレッサーパンダであるべきです。どうしてこのように混乱したのかといえば、それは大衆の思考の慣性の結果(※1)と言うことしかできなくて、ロゴマークをデザインした美術スタッフもまたあまり慎重ではなかったとも言えます。
↓和訊.com ITの記事画面のキャプチャ

長々と前置きを入れたのは、マイクロソフトが成都パンダ繁殖研究基地でペアのレッサーパンダ(Firefox)のスポンサーになっているからです。そしてそれぞれに“微軟(マイクロソフト)” と“潜潜”と名付けています。レッサーパンダにマイクロソフトと命名するのはかなり怪しいことに見えますが、この動物は非常にmicro(微)でsoft(軟)なのです。そして潜潜は英文名“Unlimited Potential”(無限の潜在力)に対応しており、更に“銭銭(qian2)”と同音でもあります――ずるいですね。
スポンサー一覧には他にも面白い掲示があるので、皆さんは各自でご覧ください。
そしてWebブラウザのFirefoxといえば、MicrosoftのInternet Explorer(IE)に次ぐシェアを誇る人気ブラウザです。
Microsoft(IE)から見ればFirefoxは厄介な存在の筈。
そのFirefoxにMicrosoftが名前を付けるとは、どういうことでしょう。
以下は中国のネットニュースから拾った記事です。(以下のリンク先の内容は全く同じです。)
微軟がFirefoxに名前を付ける 和訊.com IT 2009年07月29日
微軟がFirefoxに名前を付ける cnBeta.com 2009-07-29
以下はその概要。
しかし、実は記事の中国語が難しくて、全然意味が分からない箇所も多々ありました。
幾つかの翻訳できない文章は削りましたが、「こんな意味かも……」と予想で書いた部分もあります。
ご了承の上、お楽しみ下さい。
『微軟(Microsoft)が“Firefox”に名前を付ける』
ブラウザのFirefoxを中国語で“火狐”と呼ぶことは常識ですが、事実はそれほど簡単ではありません。事実、 Firefoxは“RedPanda”の別名で、中国語では小熊猫(レッサーパンダ)と言います。これは中国南部からヒマラヤ山麓に分布する哺乳類の一種で、とても可愛い動物です。詳しくは中国語のウィキペディアを参考にしてください。
FirefoxがキツネではないことはMozilla側でも認識しています。Firefox(ブラウザ)のロゴマークは、見たところ1匹のかわいい小さなキツネですが、厳格に言うならばそれはレッサーパンダであるべきです。どうしてこのように混乱したのかといえば、それは大衆の思考の慣性の結果(※1)と言うことしかできなくて、ロゴマークをデザインした美術スタッフもまたあまり慎重ではなかったとも言えます。
↓和訊.com ITの記事画面のキャプチャ

長々と前置きを入れたのは、マイクロソフトが成都パンダ繁殖研究基地でペアのレッサーパンダ(Firefox)のスポンサーになっているからです。そしてそれぞれに“微軟(マイクロソフト)” と“潜潜”と名付けています。レッサーパンダにマイクロソフトと命名するのはかなり怪しいことに見えますが、この動物は非常にmicro(微)でsoft(軟)なのです。そして潜潜は英文名“Unlimited Potential”(無限の潜在力)に対応しており、更に“銭銭(qian2)”と同音でもあります――ずるいですね。
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本日のYahoo!トップページに短時間だけ出ていた記事なので、見逃した人もいるかも?
レッサーパンダが育児放棄!あわれな双子を「犬ママ」が救う―山西省太原市
(Yahoo!ニュース 2009年7月18日掲載)
犬ママは各国の動物園で色んな動物のお母さんとして活躍してくれていますね。
トラに黒豚にサル? あ、サルには犬パパなんだ。
今回の犬ママの記事要約は以下のとおり。
山西省太原市にある動物園の双子レッサーパンダの母親は出産後、へその緒を噛み切るとそのまま双子をほったらかしにしてしまった。
そこで動物園は、赤ちゃんパンダに初乳を与えることのできる産後間もないイヌの確保に動く。
募集の条件は、血のつながらない子も育てられるおっとりした性格を持ち、双子の免疫力を高めるための初乳を与えられること。
このような条件で市民に向けて募集通知が出され、その日のうちに候補が集まり、最終的に4歳半の雑種犬が乳母に決まった。(要約おわり)
犬のお母さんの話題を採り上げるのは三度目ですが、募集条件に犬の性格が毎回盛り込まれるのが興味深いです。
飼い主が自分の飼い犬の性格を正しく把握して、信頼した上でないと応募できないし、そうして選ばれた乳母犬がちゃんと務めを果たしていることに、毎回感心します。
レッサーパンダが育児放棄!あわれな双子を「犬ママ」が救う―山西省太原市
(Yahoo!ニュース 2009年7月18日掲載)
犬ママは各国の動物園で色んな動物のお母さんとして活躍してくれていますね。
トラに黒豚にサル? あ、サルには犬パパなんだ。
今回の犬ママの記事要約は以下のとおり。
山西省太原市にある動物園の双子レッサーパンダの母親は出産後、へその緒を噛み切るとそのまま双子をほったらかしにしてしまった。
そこで動物園は、赤ちゃんパンダに初乳を与えることのできる産後間もないイヌの確保に動く。
募集の条件は、血のつながらない子も育てられるおっとりした性格を持ち、双子の免疫力を高めるための初乳を与えられること。
このような条件で市民に向けて募集通知が出され、その日のうちに候補が集まり、最終的に4歳半の雑種犬が乳母に決まった。(要約おわり)
犬のお母さんの話題を採り上げるのは三度目ですが、募集条件に犬の性格が毎回盛り込まれるのが興味深いです。
飼い主が自分の飼い犬の性格を正しく把握して、信頼した上でないと応募できないし、そうして選ばれた乳母犬がちゃんと務めを果たしていることに、毎回感心します。