東京都江戸川区西葛西の行船公園内にある江戸川区自然動物園のレッサーパンダを紹介しています。

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今日の記事で取り扱っている訃報は4月26日付けの『ISHIKAWA ZOO TIMES』(いしかわ動物園のメールマガジン)に記載されていたのですが、琥太郎の引っ越しとGW企画のためにご紹介するのが遅くなってしまいました。

4月19日の朝にいしかわ動物園のオスのレッサーパンダ、ヨンヨンが息をひきとっているのが発見されたそうです。

見事な立ちっぷりのヨンヨン
3月中旬に会ったばかりだったヨンヨン。
足腰も丈夫に見えたのですが、3月下旬あたりから調子をくずしていたそうです。
でも最期に苦しんだ様子はなかったというのが幸いです。

ハンサムなヨンヨン
ヨンヨンは毛の色が濃くて、顔立ちのハッキリとしたハンサムなレッサーパンダでした。
黒い毛がジャイアントパンダのように背中でつながっているのが特長でした。
下の写真で背中の毛色がよく見て取れます。

マーキングするヨンヨン
3月に見た時には熱心にマーキングしていたし、奥さんのルンルンに向かって恋鳴きもしていました。
最近はご長寿レッサーパンダが増える中で、享年12才というのはちょっとだけ早かったかも知れません。

[ヨンヨン、永眠。]の続きを読む
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(能登半島沖を震源とした地震について、被害に遭われた方々へお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
つい二週間前に自分がいた場所の近くがこんな被害に遭って、他人事ではないような身に迫る思いがします。)

いしかわ動物園のレッサーパンダ展示場でも魅惑のリンゴタイムが行なわれていました。
お食事タイムのスケジュールは小動物プロムナードの入り口に貼り出されていますよ。

ゴハンだよー
飼育係さんが笹を持って登場。
その後ろをいそいそと追いかけるヨンヨン(左)&ルンルン。

飼育係さんは展示場の数カ所に笹をセッティングすると、展示場の中央に。
レッサーパンダ達も笹には目もくれず、飼育係さんの前にやって来ます。

くれくれドキドキ
期待に瞳を輝かすヨンヨン「(早くリンゴください。ドキドキ…)」

[ゴハンの時間だよ~!]の続きを読む
ルンルン様
「あら、アナタ。ずーっとそこにいるわね。コンニチハ」
可愛らしくも上品に迎えてくれたのは、いしかわ動物園レッサーパンダ屋外展示場にいるルンルンさん。
1995年7月19日生まれ、ネット上で引っ掛けた情報によると宮崎市フェニックス自然動物園の出身らしいです。

ズーラシアで体操教室をやっていたデールちゃん、野毛山のホープ・チップ君、埼玉県こども動物自然公園の「母の誉」ポリンさんなどを産んだパム(@ズーラシア)のお母さんです。
つまりデール、チップ、ポリンの他にフェニックス在住のフランツなども全員、ルンルンの孫!
そうするとトロとかララとかタケ、ノコ、ココ、ナツ(以上埼玉こどもZoo生まれ)やフェニックスのリボンちゃんは皆ルンルンのひ孫ってこと?

パムが1997年生まれだから、それから10年で孫達がこんなに増えました。(パムは平成9年6月26日生まれ、平成11年1月22日ズーラシア入園と横浜市のサイトに書いてあった。)
可愛いし若く見えるけれど、なかなかスゴイお婆ちゃんなんですね。
でもお婆ちゃんの顔が整い過ぎていてアクがないので、子や孫で顔が似ている個体がいるかどうか今一つ思い当たらないのが残念。

ルンルン自身の子供はいしかわで屋内展示場にいるタンタン、羽村のリンリンと、全部で四頭と聞いたのであと一頭いるのかな?
ちなみにいしかわ動物園で出している動物紹介の小冊子に掲載されているレッサーパンダの写真は、パムやポリンにそっくりの個体です。これ誰や?

視線で語るルンルン様
もちろん、上記のルンルンさんの子供達のパパはヨンヨンです。
そしてこの日もヨンヨンはピルルル~と鳴きながらルンルンさんの表情を伺っていました。
でもヨンヨンのラブコールに応じる意思は、ルンルンさんにはないご様子。
目ヂカラでヨンヨンをたしなめているようです。

言い寄って来る旦那を吠える叩くで拒否するどこぞやの暴力妻とは、奥ゆかしさがちょっと違いますね。
やはり加賀100万石の……(くどい)。
そして可愛くて奥ゆかしいのに名前が「ルンルン」というのが、本日のエントリーの最大のオチですか。

[名前とは裏腹な御方]の続きを読む
日本史は選択しなかったし、NHK大河ドラマ『利家とまつ』は何かと賢し気な女が鼻について放送を見なかったので、石川県というと兼六園しか思い浮かばない貧弱な知識の管理人です。

歴史も知らないけれど地理もサッパリ?なので旅先で行き倒れにならないように、一生懸命に福井駅からいしかわ動物園へのルートを調べました。
でもそんなに一生懸命にならなくても、いしかわ動物園のホームページは結構親切で、福井方面からのアクセスがJRとバスのタイムテーブルと共に一覧表になっていたのでした。
JRの時刻が違っていたけれど、そもそもJRからバスへの乗り換えの待ち時間が一時間もあったから、その待ち時間が45分になってしまってもノープロブレム!

動物園へは金沢駅からだとバスの便は一日三便、片道一時間。
小松駅からだとバスの便は一日四便、片道40分。私は小松駅を利用。
北陸は車社会とのことなので、バスのルートはあってもどのルートも便数は少ないのかも?
この際、バスルートがあるだけでも良いと考えましょう。

そして何より今の季節、天気が最も懸念されました。
天気予報だけ見ると何だか色々と降ってきそうな予感。
でも……

小動物プロムナード入り口
いしかわ動物園に着いたら、写真の通りしっかり晴れていた。

ここはレッサーパンダもいる小動物プロムナードの入り口です。
ケープハイラックス、マーラ、アライグマそしてレッサーパンダの皆さんがお住まいになっています。

なお、いしかわ動物園は展示物がこの通り青と黄色で統一され、動物のマークも積み木か寄木細工を連想させる四角形と三角形で構成されており、きちんとデザインの考えられた動物園だという印象を持ちました。

いしかわのヨン様
ヨンヨン。お父ちゃんパンダ。
1994年7月13日生まれ(たしか長崎の方の出身)。
今年で13才……ですか?
でも写真の通り毛並はピカピカ、まだまだ若いですよ。
加賀100万石の殿ですな。
どこかの石高もなさそうな弱小藩とは大違い?

いしかわの若殿様
その息子、タンタン王子。
2001年6月19日生まれ。
この写真はガラスを挟んで正面にいる女の子と見つめ合っているところ。
「ボクと一緒に白馬に乗ってデートしませんか」とか誘ってんのか、王子だから。
白馬に乗ったレッサーパンダの図を想像したら、そりゃー面白いや。

[加賀100万石……でいいんだっけ?]の続きを読む